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武士と書いて「もののふ」と読む

内容はヲタクトークしかありません。 ナチュラルにネタバレするのでダメな人注意!!

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今年頭から都内で猟奇殺人が多発していた。
警察が必死に捜査するも、犯人に繋がる手がかりが少なく難攻。
今月5月に入り、すでに同一犯と思われる殺人が4件起きている。
捜査に進展がない為、上層部は焦りを隠せない。
警視庁捜査一課の青峰も少なすぎる手がかりにお手上げ状態だった。
デスクに突っ伏して意味なくキーボードを叩いていると同僚の黄瀬がコーヒーを持ってきた。
「ブレイクどうっスか?」
「…おー…サンキュー…あー…」
やる気が出ないと言うか、八方塞がりすぎてこれからどうしたものかと思いながらコーヒーを飲む。
「オレがいない間に都内も物騒になったっスね~…ぶぇっ!何これ…!グロッ…!?」
青峰のPCから猟奇殺人事件の資料を見て黄瀬がコーヒーを噴き出した。
「テメェ資料にコーヒーかけたら殺すぞ」
「かかってないっスよ!うぇ…びっくりした…」
黄瀬は先週までの半年間、アメリカで研修をしていたため都内の事件は話で聞いていただけで、実際資料を見たのはこれが初めてだった。
「向こうでもサイコっぽい事件当たったっスけど、これよりはマシだったっスよ…」
もう見たくないと言って、黄瀬は画面を小さくして何か思いついたように青峰を見た。
「あ!火神っちに捜査協力頼めばいいじゃないっスか?」
火神と言う名を聞いて一瞬、青峰の眉が動く。
「…あいつはもう刑事じゃねぇんだぞ」
「でも探偵じゃないっスか。別ルートで情報とか取ってくれるかもしれないっスよ?上だってうるさいし…使えるとこは全部使った方がいいっスよ」

使えるとこは全部使う

使うという表現はよくないが一理あると思った青峰は黄瀬をどかして、資料をまとめる為にPCにむかった。




みたいな?
で、火神君のとこに青峰君がくる流れ。
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