飛びたい時に

レッドブル！！結局土曜から3日間フル番だった罠。

ようがんばった

明日は19時で帰りたいぬーん。フィギュアの棚を1日中片付けてました。
片付けながら妄想してました。(爆)

学パロミホゾロ。先生と生徒。よくあるよくある。

｢ﾛﾛﾉｱはいるか｣

昼休みに部活の顧問の鷹の目がｸﾗｽにきた

｢何だ部活の事か？｣
｢ちょっと来い｣

それだけ言って歩きだす鷹の目

｢ちょ、おれまだ昼飯…！｣

慌てて教室に戻りﾊﾟﾝを掴む

｢どうした？｣
｢部活のﾒﾆｭｰの話だと思う。ちょっくら行ってくるわ｣
｢おー大変だな主将がんばれー｣

茶化すｳｿｯﾌﾟとﾙﾌｨを残して鷹の目を追う

｢あ！｣
｢どうしたﾙﾌｨ？｣
｢鷹の目見て思い出した！この間の物理の小ﾃｽﾄ…赤点で課題…やっべ忘れてた…｣
｢提出は？｣
｢明日…｣
｢ぅーわー…｣
｢今日ﾛｰん家行ってこよう…｣

(ﾛｰたんは理系なのできっと物理が得意)





｢化学室？｣

おれの疑問を無視して中に入る鷹の目。物理の科目担当でもあるのでここは奴の城である

｢何だよ部活の話じゃねぇのか？｣

部活についてなら部室棟でいつも話し合うんだが…

｢これを見ろ｣
｢ん？｣

この間やった物理の小ﾃｽﾄ…名前は…ﾛﾛﾉｱ・ｿﾞﾛ…おれだ。名前の横にはもちろん点数…点…数…？

｢5？10点満点？｣
｢50点満点だ｣
｢…ふぅ…ん…｣

思わず現実から目を背ける

｢ふぅんではあるまい｣

やれやれとため息を吐く鷹の目

｢全く…小ﾃｽﾄがこれでは今度の学期末どうするつもりだ…｣
｢んだよ…学期末ｸﾘｱすればいいんだろ？｣
｢この成績でよくそんな言葉が出るものだ…｣

鷹の目が心配しているのは学力もそうだが一番は夏の大会だろう。文武両道がﾓｯﾄｰであるうちの学校は学期末赤点を取ると取った人間は大会には出られないとゆーﾄﾝﾃﾞﾓな規則がある

｢主将のお前が出場停止など勘弁してくれ…｣
｢んだよ！ちゃんとやれば…｣
｢おれの授業は起きているようだが他の授業は寝ていると聞いているが？｣
｢…｣

否定できず目を逸らす

｢お前なぁ…｣

ますますうなだれる鷹の目。だんだん罪悪感でいっぱいになってくる…

｢えぇと…その…｣
｢まず授業中寝るな｣
｢…はい…｣
｢とりあえず今日の部活は出るな｣
｢なっ！？毎日の鍛練が大事だって言ってるのはﾃﾒｪだろ！？｣

主将が部活休むってなんだよ！それこそ部員に示しがつかない

｢大会に出れん方がよっぽどまずいだろうが。とにかく今日の放課後、補習だ。ここへ来い。いいな｣
｢んな勝手な…！｣

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝ

｢予鈴だ。教室に戻れ。次は数学でｸﾛｺﾀﾞｲﾙだろう？遅刻するとうるさいぞ｣

ﾀｲﾐﾝｸﾞよくﾁｬｲﾑが鳴り文句も言わせてもらえず追い出される。渋々、化学室を出ようとしたら

｢ﾛﾛﾉｱ｣

ﾄﾝﾄﾝと肩を叩かれる

｢んだよ｣

内心、補習なんてｻﾎﾞって家で筋ﾄﾚしようとか考えていたら

｢ここでの補習が嫌ならばおれの家でもいいのだぞ？｣

いきなり耳元で言われて一瞬脳がフリーズする。ふっと笑う鷹の目の息が耳にかかって我に返る

｢なっ…ばっ…ばっ…ばっかじゃねぇの！！！｣

振り返って睨むが鷹の目は何だかニヤニヤしている

あぁ、おれ今…絶対顔真っ赤だ…

｢ならばここで補習だ。逃げるなよ｣

あっはっはっと笑っておれの背中を押す鷹の目

｢…っこの…！｣

文句を言おうとしたら

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝ

まさかの本鈴が鳴り響く

｢やっべ！！じゃあな！！｣
慌てて飛び出す

｢転ぶなよー｣

なんてからかう声が聞こえたが無視だ！無視！！

慌てて教室には戻ったがすでに鰐の野郎はいて、教室に入った途端に砂嵐で廊下に吹き飛ばされた



終われ！